2020年10月15日よりステイホームWiFiがサービス開始しました。
契約期間の縛りがなく格安で利用できるという事で、サービスの利用を検討している人も多いと思います。
しかし、他にもっと安く使えるサービスもありますので注意が必要です。
このページでは、ステイホームWiFiのメリット・デメリットを解説し、他社との料金比較を行って本当におすすめできるかを検証しています。
契約前に一度目を通していただければ、貴方にぴったりのポケット型WiFiが見つかります。
時間がなく要点だけ抑えたいという人は、下記のデメリット及びおすすめできない理由をご覧ください。
このページでは、消費税の総額表示の義務付けにより、価格は全て税込での表記になっております。
ステイホームWiFiとは
ステイホームWiFiは月額3,278円で月20GB使えるポケット型WiFiです。
初期費用0円、契約事務手数料0円、解約金0円となっており、始めやすく、いつでも解約しやすいサービスとなっております。
スマホのギガが少し足りないどうしようといった時にステイホームWiFiを利用してスマホの通信量を節約するという事が可能です。
運営会社について
運営会社は「株式会社スペースエージェント」です。
株式会社スペースエージェントでは、
- SPACE WiFi
- 最安値保証WiFi
といったポケット型WiFiのサービスを取り扱っていますので、不安な点はありません。
料金について
ステイホームWiFiの料金については下記の通りです。
月額料金 | 3,278円 |
---|---|
解約費用 | 0円 |
初期費用 | 0円 |
あんしん端末保障 | 550円 ※加入の可否を選択できます |
なお、端末はレンタルのため端末代は0円です。
但し、端末の故障・紛失・水没等した場合は、弁済金として44,000円の請求がありますので、取り扱いには気をつけてください。
端末故障時の費用が高いので注意してください。
初期費用・解約費用は無料となっており、気軽に契約して気軽に解約できるポケット型WiFiとなっております。
端末について
ステイホームWiFiで提供される端末は、
- Speed Wi-Fi NEXT W04
- JT-101
- TP Archeer M7200
の3つの中からランダムで送られてきます。
サポートセンターに連絡する事で、指定した端末を利用できる可能性が高くなります。
※在庫状況により、希望に添えない場合もあります。
Speed Wi-Fi NEXT W04について
Speed Wi-Fi NEXT W04のスペック詳細になります。
最大下り速度 | 758Mbps |
---|---|
最大上り速度 | 37.5Mbps |
サイズ | 約130×53×14.2mm |
重さ | 140g |
同時接続台数 | 10台 |
連続通信時間 | 約540分 |
利用エリアや利用時間帯によっても変わってきますが、最大速度758Mbpsを期待して契約すると、「えっ、こんなに速度出ないの?」と思う場合もありますので気をつけてください。
実際に出る速度は10Mbps~50Mbps程度と思っていた方が良いです。
WiMAXの端末ですが、SoftBank 4G LTEの電波を掴みます。
JT101について
JT101のスペック詳細になります。
最大下り速度 | 150Mbps |
---|---|
最大上り速度 | 50Mbps |
サイズ | 約92×58×13mm |
重さ | 90g |
同時接続台数 | 10台 |
連続通信時間 | 約480分 |
なお、動画を視聴する際に必要な速度は一般的に5Mbps~と言われていますので、最大速度150Mbpsもあれば十分です。
サイズが小さくおもちゃみたいです。
小さいため、カバンに入れると見つかりづらいなんてこともあります。
TP Archeer M7200について
TP Archeer M7200のスペック詳細になります。
最大下り速度 | 150Mbps |
---|---|
最大上り速度 | 50Mbps |
サイズ | 約94×56.7×19.8mm |
重さ | 90g |
同時接続台数 | 10台 |
連続通信時間 | 約480分 |
M7200はJT101とほぼ変わらないスペックとなっております。
M7200の方が厚みが若干ありますが、気にならない程度です。
液晶がついていないと使いづらいという人もいますが、液晶なしの場合は、落したときなどに液晶が割れるというデメリットがありません。
ステイホームWiFiのメリットについて
メリット1.初期費用0円・解約費用0円・契約期間縛りなし!
ステイホームWiFiの一番のメリットは、
- 初期費用0円
- 解約費用0円
- 契約期間縛りなし
という点になります。
他のレンタルWiFiでは、料金が安いけど、初期費用(契約事務手数料)3,300円が発生するという事もあります。
その点を考えるとステイホームWiFiの初期費用0円は嬉しいですね。
解約費用も0円となっており、契約期間の縛りはありませんので、いつ解約しても費用を解約費用を請求されることはありません。
ポケット型WiFiと言えば、2年や3年といった長期契約がネックでしたが、ステイホームWiFiなら気軽にいつでも解約が可能です。
最初にかかる費用を抑えたいという人におすすめです。
WiFiルーターもレンタルのため無料です。
メリット2.クラウドSIMではない
ステイホームWiFiは、端末にSIMが挿入されています。
そのため、電源ONから利用可能になるまで早いです。
なお、電波はSoftBankの4G LTE回線のため、建物中でも地下鉄でも安定した通信が期待できます。
メリット3.端末の同時接続台数は10台と多い
他のポケット型WiFiでよく利用されている「U2s」という端末では、同時接続台数が5台までとなっており少ないです。
その点、ステイホームWiFiでは、同時接続台数が最大10台となっていますので、沢山の機器に同時に接続する事も可能です。
但し、通信量は月20GB迄となっていますので、大容量の通信は気をつけてください。
メリット4.お問い合わせは「電話」「メール」どちらでも可能
ステイホームWiFiのお問い合わせは、
- 電話:03-5877-3941(平日の9時から19時)
- メール:info@stayhome-wifi.jp
のどちらかを選ぶことが可能です。
急ぎで返事が欲しいという場合は電話の方が早いですが、電話する時間がないという人はメールを送っておいて返信を待つというのも良いですね。
ステイホームWiFiのデメリットについて
ステイホームWiFiのデメリットは大きく分けて3つしかありませんが、重要ですので必ずご確認ください。
1.月額料金が若干高い!?
ステイホームWiFiは月20GBが月額3,278円です。
スマホの通信料金と比較すると安く思われがちですが、ポケット型WiFi業界ではそうでもありません。
その理由について「ステイホームWiFiがおすすめできない理由について」でも取り上げますが、ZEUS WiFiというポケット型WiFiのサービスでは、
- 契約期間縛りなし
- 月額3,278円
- 月40GB
となっており、ステイホームWiFiよりもZEUS WiFiの方が安く利用できます。
そのため、わざわざ料金の高いステイホームWiFiを選ぶ必要はないです。
ZEUS WiFiの方は同じ料金(月額3,278円)で通信量は月40GBとなっており、ステイホームWiFiの倍の通信量が利用できます。
2.20GBじゃ足りない可能性も
使い方にもよりますが、月20GBだと不安が残ります。
NETFLIXやHULUを高画質で再生してしまうと1時間約1GB前後の通信量を使ったり、Tik Tokも2時間見ると約1GB使用します。
そのため、動画視聴を長時間するという人には月20GBだと足りない可能性があります。
ステイホームWiFiは月単位での契約ですので、足りないと思ったら解約するのも有りですが、他に安くて大容量のレンタルWiFi(ZEUS WiFi等)がありますのでそちらを契約した方が良いです。
3.端末故障時の弁済金が高額
端末(モバイルルーター)を、
- 故障
- 破損
- 水没
等をした場合、弁済金として44,000円の費用が発生します。
何故このような料金設定になっているかわかりませんが、ステイホームWiFiの端末故障時は高額請求がきます。
対応策としては、「あんしん端末補償」のオプションに加入する事です。
あんしん端末補償では、月額550円支払う事により、弁済金が4万円から1万円になります。
万が一壊してしまうかもと思う人は加入した方が良いですが、月額550円はちょっと高いです。
あんしん端末補償に加入しても、故障した際の弁済金は全額負担ではありません。(11,000円負担)
この点は大きなデメリットになりますので、必ず覚えておいてください。
ステイホームWiFiの口コミ・評判について
ステイホームWiFiは2020年10月15日にサービス開始したため、口コミや評判は一切ありません。
しかし、デメリットにて記載した通り、
- 端末故障時の高額の弁済金
- 通信量月20GBは少ない
- 月額料金は若干高い
となっており、回線Boyとしておすすめできるポケット型WiFiではありません。
契約期間の縛りなしという点では魅力的なサービスですが落とし穴があるので注意してください。
ステイホームWiFiがおすすめできない理由について
契約期間の縛りなしで今人気なのが「ZEUS WiFi(ゼウスWiFi)」です。
まず、ZEUS WiFiとステイホームWiFiを比較してみます。
ZEUS WiFi | ステイホームWiFi | |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
契約事務手数料 | 3,300円 | 0円 |
月額料金 | 3,278円 | 3,278円 |
解約費用 | 0円 | 0円 |
通信量 | 月40GB | 月20GB |
弁済金 | 19,800円 | 44,000円 |
契約期間 | 縛りなし | 縛りなし |
※端末が故障・水没・破損した場合等に弁済金が請求されます。
上記の通り、ZEUS WiFiは通信量がステイホームWiFiの2倍利用可能です。
それなのに、月額料金は同じで、弁済金が安かったりとメリットしかありません。
注意点としては、ZEUS WiFiの場合、契約事務手数料が3,300円かかりますので、最初の負担が大きいです。
1ヶ月や2ヶ月だけ使いたいという人は「ステイホームWiFi」の方が安く済む場合があります。
但し、トータル的に考えるとZEUS WiFiの方が大容量で安心してお使いいただけます。
【レビュー有】ゼウスWiFiのメリット・デメリットを解説~評判・口コミもチェック~
ステイホームWiFiのよくある質問
Q1.通信量のリセット日は?
通信量は翌月の1日にリセットされます。
ステイホームWiFiの月20GBを使い切ってしまった人は、翌月まで待たないといけません。
速度制限になってしまうと、速度が128Kbps以下と遅く使い物になりませんので気をつけてください。
Q2.使用した通信量の確認をしたい。
液晶に通信量が表示される端末と、そもそも液晶がない端末があります。
そのため、通信量の確認方法がわからないという方は、ステイホームWiFiのサポートにご確認ください。
Q3.速度は速い?遅い?
ステイホームWiFiに限らずポケット型WiFiの速度は一般的に10Mbps~50Mbps前後です。
そのため50Mbps以上の速度を期待して契約すると失敗する可能性があります。
電波自体はSoftBankの4G LTEを利用していますので問題はありません。
ポケット型WiFiを使用して「APEX」「フォートナイト」「スプラトゥーン2」等のゲームをした場合、ラグが発生する可能性が高いので注意してください。
Q4.解約日と解約方法は?
ステイホームWiFiでは解約申請をした翌月末が解約月となり、契約した月に解約を出しても、最低2ヶ月間は使わないといけません。
そのため、1週間~1ヶ月以内という短期レンタルを希望の方にはおすすめできません。
ポケット型WiFiの短期レンタルをご希望の方は下記のレンタルWiFiのおすすめをご覧ください。
【2021年版】国内WiFiのレンタルおすすめ5選~無制限のポケット型WiFiも有~
解約方法について
ステイホームWiFiの解約方法は、解約したい月の前月に「解約フォーム」より申請してください。
■解約時の機器返却先住所
〒132-0024 東京都江戸川区一之江2丁目11-13 機器返送窓口 宛
TEL:03-5877-3941
※送料はお客様負担です。
端末の返却が遅れた場合、1ヶ月分の利用料金が発生致しますので気をつけてください。
回線BoyとしてのステイホームWiFiに対する結論
結論としては、初月の料金を安く抑えたいという人にはおすすめできます。
理由として、当サイトでおすすめしている「ZEUS WiFi」は契約事務手数料として3,300円の費用が月額料金とは別に発生します。
その点、ステイホームWiFiは、初期費用・契約事務手数料0円となっておりますので、気軽に始める事が出来ます。
但し、デメリットでも取り上げたように、
- 端末の弁済金が44,000円と高額
- 通信量は20GBと少ない(ZEUS WiFiは同じ料金で40GB)
となっておりますので、必ず上記の点に納得したうえで契約してください。
※端末あんしん保証(月額550円のオプション)に加入していれば、弁済金は11,000円で済みます。
当サイト(回線Boy)としては、デメリットを考えるとステイホームWiFiよりもZEUS WiFiを選んだ方が良いと思います。
ポケット型WiFiはたくさんの所から販売されていますので、自分にあったWiFi選びが重要になります。
契約してからだと遅いから、契約前に必ず確認するようにしようね!