調べてみたんだけど楽天モバイルのオリジナルで「Rakuten BIG」が気になるな!
楽天モバイルから発売中の【Rakuten BIG】気になっている方も多いのではないでしょうか?
当記事では楽天モバイルオリジナルモデル【Rakuten BIG】について解説していきます。
Rakuten BIGの基本仕様
まずはRakuten BIGのスペックについて解説していきます。
製品名 | Rakuten BIG |
---|---|
色 | ブラック / ホワイト / クリムゾンレッド |
画面サイズ | 約6.9インチ(有機EL) |
解像度 | 2,460 × 1,08 FHD+ |
本体サイズ | 高さ約174mm × 幅約80mm × 厚さ約9mm |
重量 | 約227g |
CPU | Snapdragon™ 765G 5G / オクタコア 2.4GHz + 2.2GHz + 1.8GHz |
メモリ | 6GB (RAM) / 128GB (ROM) |
メインカメラ | 約4,800万画素 (広角) + 約800万画素 (超広角) + 約800万画素 (望遠) + 約200万画素 (深度測位) |
フロントカメラ | 約3,200万画素 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
おサイフケータイ/NFC | 対応 / 対応 |
防水/防塵 | 対応 (IPX8 / IP6X) |
生体認証(指紋 / 顔) | 対応 / 対応 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
SIMタイプ | eSIM |
製造メーカー | ZTE(中国) |
Rakuten BIGは2020年3月に楽天モバイルより発売された楽天モバイルオリジナルのスマホです。
楽天モバイルオリジナルとはいっても製造はZTEという中国のスマホメーカー製となります。
ZTEは国内でも多くのandroidスマホを販売している実績のあるメーカーです。
Rakuten BIGのメリット
それならここからはRakuten BIGのメリットについて解説していくね。
Rakuten BIGの購入を検討している人にはRakuten BIGのどこが良いのかはとても気になるところです。
まずはRakuten BIGのメリットについて解説していきます。
Rakuten BIGなら5GのSub6もミリ波も対応
Rakuten BIGの一番の特徴は楽天モバイルオリジナルモデルでは初の5Gに対応した機種で、5GのSub6とミリ波の両方に対応しています。
- Sub6:電波が届く範囲は広いが低速
- ミリ波:電波が届く範囲は狭いが高速
という性質があります。
多くの5GエリアはSub6が利用されていて、ミリ波が使えるのはごく一部です。
楽天モバイルだけではありませんが5Gの多くはSub6を利用した5Gで、Sub6は5G本来の通信速度では利用できませんが、電波の届く範囲が広いのと設備投資が少ないというメリットがあります。
そのため他のキャリアでも5Gが利用できる多くのエリアはSub6となります。
ただし、今後はミリ波が利用できるエリアも徐々に増えていくことが予想されますので、Rakuten BIGがミリ波に対応しているのは長く使えるというメリットがあります。
写真を撮るのがさらに楽しくなる高機能カメラ
Rakuten BIGは4つのメインカメラと1つのフロントカメラ、計5つのカメラが搭載されています。
4つのメインカメラでシチュエーションごとに今まで以上に最適な撮影が可能となります。
4,800万画素の広角レンズ
通常使うレンズは広角の4,800万画素の広角レンズです。
写真がきれいと言われるiPhone12の画素数が1,200万画素なのでより繊細な写真撮影が可能です。
撮影した写真を大きくしても画像が荒れることなくきれいなまま拡大できるメリットがあります。
人の視界により近い超広角カメラ
写真を撮影していると目で見ている風景とカメラから見る風景とでは見ている視野がどうしても狭くなってしまいます。
Rakuten BIGは通常のカメラも広角ですが、さらに超広角カメラを搭載しています。
集合写真や風景等、撮影者がもっと後ろに下がらないと写真に入らない場合などでもRakuten BIGなら見ている風景により近い視野で撮影が可能となります。
背景をぼかして被写体をよりきれいに撮影
写真集などで被写体の背景をぼかすことでより被写体を際立たせた写真を見たことがあると思います。
一般的には望遠レンズなどを使い撮影するのですが、Rakuten BIGは深度測位カメラの搭載で被写体との距離を測定して撮影できるので、簡単に奥行きのある写真撮影が可能です。
プロが撮影したようなポートレート撮影が簡単に出来るのが深度測定カメラです。
光学2倍ズーム
カメラのズーム機能はデジタルズームと光学ズームの2種類があります。
スマホのズーム機能で多いのはデジタルズームで画像をデジタルで大きくするため画像が荒くなってしまいます。
それに対し光学ズームはレンズを使って被写体を大きく撮影するため画像が荒くなることはありません。
離れた被写体をよりきれいに撮影したい場合に光学2倍ズームはとても便利です。
大画面しかもカメラのレンズが気にならない
スマホで動画を見ているとフロントカメラのレンズが気になることがあります。
レンズがある事でせっかくの大きな画面が削られてしまうと非常に残念に思います。
Rakuten BIGはフロントカメラが見えない構造になっているので、動画などを見ているときにフロントカメラのレンズで画面が欠けるようなことはありません。
画像の左がRakuten BIGで右が同じメーカーのLibero 5Gです。
Libero 5Gの画面左上にはフロントカメラのレンズがあるため画像がレンズの部分だけ欠けてしまいます。
それに対しRakuten BIGはフロントカメラは上部中央に搭載されていますが画像に欠けはありません。
動画の視聴をする際に映像が欠けることなく、6.9インチの大画面で違和感なく動画を楽しむことが可能です。
Rakuten BIGのデメリット
でもRakuten BIGの良いところはわかったけど悪いところも当然あるんでしょ?
良いところばかりじゃないから悪いところもしっかりと理解して購入しないと、後々後悔することになっちゃうよ。
安い買い物じゃないからデメリットもしっかり理解しておかないとね!
Rakuten BIGのメリットは多くありますが、当然ながらデメリットもあります。
ここからはRakuten BIGのデメリットについて解説していきます。
eSIMしか利用できない
スマホを契約する際に必ず必要なのがSIMと言われるものです。
SIMには契約者の情報が記録されていて、従来はSIMカードと言われる指の爪ほどの大きさのICカードです。
しかし、Rakuten BIGはSIMカードを使わないeSIM専用の為、他のキャリアに乗り換える際もSIMカードの差し替えは必要ありません。
ただし、すべてのキャリアでeSIMに対応しているわけではなく、auのpovoやソフトバンクのLINEMOについては対応していますが、au、ソフトバンクの通常プランやドコモの通常プラン、ドコモのahamoについてはeSIMは利用することが出来ません。
その為Rakuten BIGで利用出来るキャリアは限られてしまいます。
通常の利用で不便に思う事はありませんがRakuten BIGを利用して他社に乗り換える際は注意しなければいけません。
SIMカードを選択して申し込んでしまった場合、Rakuten BIGはSIMカードの利用はできませんので、eSIMに変更しないといけません。
ディスプレイのタッチ感度が良すぎる!?
このデメリットはユーザによって賛否があるかもしれませんが、Rakuten BIGの画面のタッチ感度が良すぎるという点です。
実際Rakuten BIGを利用していて確かに画面をスクロールしようとするとメニューが開いてしまったりと初めのうちはストレスを感じてしまうかもしれません。
ネット上でもRakuten BIGのタッチ感度が速すぎて使いずらいなどの書き込みも見つけることが出来ます。
rakuten bigからXiaomi 11に替えてからかなり快適になりました😁 rakuten bigは指の反応が良すぎてストレス 画面が大きいので動画見るにはいいけど いかんせん重すぎる😅 今回分かった事は何事にもほどほどがいいって事です👍
— モッティ (@motty30) March 9, 2021
ただ、この問題は使っていくうちに慣れてきますし、人によっては反応の良さが魅力と感じる人もいますのでデメリットと感じるのはユーザーによります。
Rakuten BIGの通信速度は?
実際にRakuten BIGで通信速度を測ってみたから参考にしてね。
Rakuten BIGを利用する上で気になるのが通信速度です。
そこで、実際にRakuten BIGを利用して他の機種と通信速度の比較をしてみました。
Rakuten BIGと比較するのはAppleのiPhone7です。
先ずは楽天モバイルのエリア内4Gで接続した状態で通信速度を比較してみました。
※左がRakuten BIG(楽天モバイルeSIM利用)、右がiPhone7(楽天モバイルSIM利用)
Rakuten BIG | iPhone | |
---|---|---|
上り | 5.15Mbps | 7.43Mbps |
下り | 30.4Mbps | 22.1Mbps |
ネットの利用で影響があるのが下りの速度ですが、Rakuten BIGの方が下りで8Mbps程度速い数値が出ました。
ただし、数回測定したところ上の測定結果とは逆にiPhoneのほうが速い結果となることもありました。
次に比較的電波が安定するRakuten casaの近くで測定してみます。
Rakuten BIG | iPhone | |
---|---|---|
上り | 41.2Mbps | 40.9Mbps |
下り | 103Mbps | 109Mbps |
Rakuten BIGとiPhoneの通信速度の差はほとんどありませんでした。
機種によってというよりも測定するときの電波の状況で多少の誤差が出ちゃうみたいだね。
次に楽天モバイルの5GエリアでRakuten BIGとiPhoneの通信速度を比較してみました。
※左がiPhone7、右がRakuten BIGです。
iPhone | Rakuten BIG | |
---|---|---|
上り | 49Mbps | 710Mbps |
5G回線で接続しているRakuten BIGが下り710Mbpsなのに対し、4G回線で接続しているiPhoneの下り速度は49Mbpsとなりました。
4G回線の10倍以上と5Gの通信速度の速さがわかります。
これらの結果からみてもRakuten BIGの通信速度は5Gを含め安心して利用出来るといえます。
【Rakuten BIG】と【Rakuten BIG s】選ぶならどっち
Rakuten BIGに次いで5Gに対応したスマホだよ。
Rakuten BIGとRakuten BIG sを比較してみよう!
楽天モバイルから4月に発売された5Gに対応した楽天モバイルオリジナルのスマホ【Rakuten BIG s】は、Rakuten BIG購入を検討されている方なら気になる機種ではないでしょうか?
ここからはRakuten BIGとRakuten BIG sについて比較して解説していきます。
Rakuten BIGとRakuten BIG sのスペックは次の通りとなります。
Rakuten BIG | Rakuten BIG s | |
---|---|---|
製造メーカー | Yulong Computer Telecommunication Scientific | ZTE |
画面サイズ | 6.9インチ | 6.4インチ |
本体サイズ(高さ×幅×厚さ) | 174mm×80mm×9mm | 160mm×79mm×9mm |
重さ | 約227g | 約204g |
バッテリー | 4,000mh | 3,900mh |
メインカメラ | 広角:約6,400万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 深度測位:約200万画素 |
広角:約6,400万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 深度測位:約200万画素 |
フロントカメラ | 約3,200万画素 | 約1,600万画素 |
CPU | Snapdragon™ 765G 5G | Snapdragon™ 765G 5G |
RAM / ROM | 6G / 128GB | 6G / 128GB |
連続待受時間 | 530時間 | 392時間 |
防水 | IPX8 | IPX7 |
生体認証 | 顔認証 | 顔認証 / 指紋認証 |
価格 | 49,800円 | 50,980円 |
楽天ポイント還元 | 25,000円相当 | 20,000円相当 |
本体の大きさと液晶画面
先ずは見た目ですが、液晶パネルのサイズが
- Rakuten BIG:6.9インチ
- Rakuten BIG s:6.4インチ
とRakuten BIGの方が若干ですが大きくなっています。
数字だけ見るとRakuten BIG sはRakuten BIGの6.9インチから比べると若干小さく感じますが、実際には6.4インチでも十分大きく他のメーカーの機種と比較しても決して小さいわけではありません。
Rakuten BIGの6.9インチのほうが大きすぎて使いにくいと思われる方もいると思います。
しかし本体の寸法で比較するとRakuten BIG sは160mm×79mm×9mmなのに対しRakuten BIGが174mm×80mm×9mmと横幅の差はわずか1mmとなっています。
その為画面サイズでは6.4インチと6.9インチと変わりますがスマホの持ちやすさという点ではどちらも変わりありません。
画面の発色についてはユーザーの好き嫌いもありますが、どちらも有機ELディスプレイを採用しているため発色は良好で視野角も広いので非常に見やすいです。
また重さについてはRakuten BIGのほうが約20g重くなっていますが、その分バッテリーが大きく待ち受け時間がRakuten BIG sよりも長時間となっています。
本体価格
Rakuten BIGとRakuten BIG sを選ぶ際に気になるのが本体の料金です。
公式サイトで販売されているRakuten BIGとRakuten BIG sの金額は次の通りです。
Rakuten BIG | Rakuten BIG s | |
---|---|---|
本体価格 | 49,800円 | 50,980円 |
楽天ポイント還元 | 25,000円 | 20,000円 |
実質 | 24,800円 | 30,980円 |
本体の差額は1,180円ですが、Rakuten UN-LIMIT Ⅵに新規加入取得できる楽天ポイントはRakuten BIGが25,000ポイントなのに対しRakuten BIG sは20,000ポイントとなるので実質で6,180円Rakuten BIG sのほうが高額となります。
Rakuten BIG sは発売からまだ日が浅いという事もありRakuten BIGよりも割引額が低いようです。
防水性能
Rakuten BIGとRakuten BIG sでは防水性能についても若干ですが違いがあります。
Rakuten BIG | Rakuten BIG s | |
---|---|---|
ロックの解除 | 指紋認証 | 指紋認証 / 顔認証 |
防水 | IPX8 | IPX7 |
連続待受時間 | 530時間 | 392時間 |
防水についてはRakuten BIG sがIPX7でRakuten BIGがIPX8となっています。
規格 | 防水レベル |
---|---|
IPX7 | 一時的に水没しても動作に影響がない(30分/水深1M程度) |
IPX8 | 水没しても動作に影響がない |
どちらも防水仕様なので雨などを気にすることなく利用出来ます。
ただ、どっちもお風呂やプール等で使うなら防水ケースに入れたほうが安心です。
画面のロック解除
ロックの解除方法はRakuten BIGが指紋認証のみなのに対しRakuten BIG sは指紋認証と顔認証の両方が使えます。
画面を見るだけでロックを解除できる顔認証は便利ですが、マスクをしている時はマスクを外したりずらしたりしなければいけません。
そんな時には指紋認証が便利です。
ただ、顔認証に比べ反応が鈍いので両方備えるRakuten BIG sはとても便利です。
細かい違いはありますが、画面と価格以外はそれほど大きな差はありません。
画面が大きく動画やゲームがより楽しめる上に実質価格が安いRakuten BIGがおすすめですが、6.9インチでは大きすぎるという方や新しい物が欲しいという方はRakuten BIG sがおすすめとなります。
Rakuten BIGはどこで購入するのがおすすめ?
わざわざショップに出向くよりも手軽に手続きできるからネットのほうがおすすめだよ。
Rakuten BIGの購入はショップで購入することもできますが、楽天モバイルの公式サイトでも購入することが出来ます。
おすすめの購入方法は楽天モバイルの公式サイトからです。
理由としては窓口の混雑です。
楽天モバイルはahamoやpovoなどのオンライン専用プランと違い窓口での対面サポートを行っています。
その為窓口が混雑することが多々あります。
契約や機種変更などの手続きでわざわざショップに出向き時間をかけるよりはオンラインで手続をした方が手軽に自分の好きな時間に手続きをすることが出来ます。
キャンペーンの内容はどこで購入しても変わらないため、より手軽な楽天モバイル公式サイトからがおすすめのRakuten BIGの購入方法になります。
支払い方法は分割払いもOK
Rakuten BIGの購入は一括払いの他、24回払い・48回払いから選ぶ事が出来ます。
それぞれの支払額は次の通りです。
1回 | 24回 | 48回 | |
---|---|---|---|
支払額 | 50,980円 | 2,124円/月 | 1062円/月 |
楽天カードで分割購入した場合、割賦手数料もかからないため、楽天カードを持っていない方はこの機会に作っておくとポイントもたまるので損はありません。
また、支払にデビットカードを利用することも可能ですが、その際は一括払いのみとなっていますので注意してください。
まとめ
Rakuten BIGは楽天モバイルの5Gに対応した楽天モバイルオリジナルのスマホです。
楽天モバイルに乗り換える際や新規契の際に購入するのであれば25,000円分の楽天ポイントがもらえるため、実質24,800円で5GのSub6にもミリ波にも対応したスマホが購入できるためおすすめのスマホです。
基本的な機能はもちろん、6.9インチの大画面はゲームや動画視聴もストレスなく利用することが出来て購入して後悔することありません。
ただし人によっては6.9インチは大きすぎると思うかもしれません。
Rakuten BIGを購入するのであれば楽天モバイルのショップや大手家電販売店などで実機を実際に触ってみて決めると安心です。
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