どこよりもWiFiは2021年4月より料金プラン及び端末がリニューアルされました。
今までは月20GB、100GB、200GBといったように、契約した通信量が適用されていましたが、これからは「従量制」の料金となります。
料金プランがリニューアルされる前のどこよりもWiFiでは、月100GBで月額3,718円でしたが、今回からは月100GB利用しても3,400円と安くなっています。
しかも従量制のため、月20GB以下だった場合は1,900円、20GB~50GBだったら2,900円とさらに安く利用できます。
このページでは、どこよりもWiFiの新料金プラン及びメリット・デメリットから評判まで徹底的に解説していきます。
~PICK UP & NEWS~
■2021年4月30日『どこよりもWiFi新料金プランスタート』
段階制(従量制)料金プランがスタートしました。自分の利用した通信量に応じて料金が決まるため、あまり使わなかった月は安く運用できます。
このページでは、消費税の総額表示の義務付けにより、価格は全て税込での表記になっております。
どこよりもWiFiについて
どこよりもWiFiは2つのプランが用意されています。
- どこよりもピタッとプランスタンダード(最大月100GB迄)
- どこよりもピタッとプランプレミアム(最大月200GB迄)
上記の通り2つのプランとなっております。
月の上限はスタンダードプランが100GB、プレミアムプランが200GBです。
その理由としては、従量制の料金設定となっており、あまり使わなかった月は料金が安いです。
さらに、法人契約も可能となっておりますので、法人で複数台契約を検討している人にもおすすめできます。
料金について
料金は従量制となっており、利用した通信量にあわせて費用がかかります。
それぞれのプランの料金を見ていきます。
■どこよりもピタッとプランスタンダード
月額料金 | |
---|---|
0~5GB | 900円 |
5~20GB | 1,900円 |
20~50GB | 2,900円 |
50~100GB | 3,400円 |
■どこよりもピタッとプランプレミアム
月額料金 | |
---|---|
0~5GB | 900円 |
5~20GB | 1,900円 |
20~50GB | 2,900円 |
50~100GB | 3,400円 |
100~200GB | 4,400円 |
※上記の料金は2年割適用時の料金となっております。2年割に加入しない場合は、上記の価格より+500円の費用がかかります。
上記の通り、スタンダードプランでは月100GB迄、プレミアムプランでは200GB迄利用可能です。
100GB迄の料金はどちらも同じとなっておりますので、100GB以上使う可能性が少しでもある人は200GB迄利用できるプレミアムを選んだ方が良いです。
なお、他にかかる費用としては、事務手数料3,300円となっております。
運営会社について
どこよりもWiFiの運営会社は「株式会社Wiz」です。
資本金は準備金含めて6,000万円の従業員数は1092人と、ポケット型WiFiのサービスを提供している会社の中では大きいです。
※2019年10月時点会社情報より抜粋
会社自体の信頼性という点では高評価です。
但し、公式サイトには「お問合わせ」が用意されていませんので、何か質問がある人は「こちら」のページのお問合わせよりご質問ください。
契約解除料について
どこよりもWiFiの「2年割」を選択した場合、契約期間は2年ですから2年以内に解約した場合10,450円の違約金が発生します。
なお、更新月は無料で解約できます。
2021年4月に端末が発送された場合、無料で解約できる月は2023年の4月となります。
※解約の申請は当月の25日迄となっていますので気をつけて下さい。
25ヶ月目に解約をしないと自動更新で翌月からは解約するのに違約金がかかりますので注意してください。
端末について
どこよりもWiFiの端末はJT101のみとなっております。
※以前までは、U3、U2s、M629の取り扱いを行っていました。
JT101について
JT101の主なスペックは、
- 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps
- 同時接続台数10台
- サイズ:約92mm(H)×約58mm(W)×約13mm(D)
- 重さ:約90g
- 連続通信時間:8時間
となっております。
特徴としては、端末のサイズが小さいです。
私が知ってる中でポケット型WiFiで一番小さいです。
持ち運びもしやすいので、小さすぎてカバンの奥に隠れてたってこともありますので気をつけてください。
速度に関して言えば、最大下り150Mbpsの上り50Mbpsとなっておりますので、ポケット型WiFiでは申し分のない速度です。
注意点としては、連続通信時間が8時間となっているため、一日外で使う人はバッテリーが足りなくなる可能性がありますので、モバイルバッテリーを用意した方が安心です。
キャンペーンについて
現在開催中のキャンペーンはありません。
しかし、どこよりもWiFiの料金は全体的に安くなっております。
例えば、月20GB迄が月額1,900円、月50GB迄が月額2,900円、月100GB迄が月額3,400円という料金設定です。
段階制料金となっていますので、利用した分しか請求されません。
どこよりもWiFiのデメリットについて
どこよりもWiFiは大きなデメリットが存在します。
もし契約する場合は、必ずデメリットを事前に確認してください。
1.通信量を使い切ってしまうと速度が遅い
どこよりもWiFiの「どこよりもピタッとプランスタンダード(最大月100GB迄)」「どこよりもピタッとプランプレミアム(最大月200GB迄)」どちらも、月々の通信量を使い切ってしまうと速度制限となり、速度は128Kbps以下になります。
128Kbps以下になってしまうと、動画再生はかなり厳しく、ホームページやツイッターインスタグラムを使うにも難しい状況です。
月々の通信量を使いきってしまうと翌月迄高速通信は復活しませんので、ご利用は計画的にお願いします。
現状販売されているポケット型WiFiで大容量使えるのは200GBプランです。
そのため、月200GBでは足りないという人は光回線を自宅に引くのを検討した方が良いです。
最近では料金も安くなっており、そこまで負担なく引く事も可能です。
【2021年最新版】キャッシュバックが多い光回線のおすすめは?
2.端末を壊した場合の弁済金が高い!?
機器補償サービスに加入していれば大丈夫ですが、補償サービスに未加入もしくは解約してしまった場合、高額の機器損害金が発生します。
機器損害金 | 19,800円 |
---|
但し、「JT101」は違います。
恐らくオープン価格ですので、価格は決まっていませんが、過去にAMAZONでは9,000円で販売していました。
それなのに、機器損害金として19,800円は高いです。
「壊さない」もしくは「端末補償サービスに加入」していればいい話ですが、少し不満が残る点です。
3.端末はレンタルのため返却が必須
どこよりもWiFiの端末はレンタルとなっており、解約後は返却が必須となっております。
端末の返却日について
「ピタッとプラン(JT101)2年割なし」の場合は、解約申請の翌月末が解約月となっており、端末の返却は解約月の翌月5日までです。
「ピタッとプラン(JT101)2年割あり」の場合は、解約申請をした月が解約月となっており、端末の返却は解約月末までです。
デメリットをいくつか挙げましたが、そこまで困るというものは無いと思われます。
それほど「どこよりもWiFi」の新サービス内容は評価が高いです。
どこよりもWiFiのメリットについて
1.ポケット型WiFiの中でも料金が最安値!
どこよりもWiFiの料金は安く、2年割を利用すれば
- 0~5GB:900円
- 5~20GB:1,900円
- 20~50GB:2,900円
- 50~100GB:3,400円
- 100~150GB:3,900円
- 150~200GB:4,400円
という料金設定にて利用できます。
他社と比較するとわかりますが、この料金プランは安いです。
例えば20GB以内であれば1,900円ですし、50GB以内であれば2,900円となっています。
ポケット型WiFiは端末の重要性もありますが、料金を重視する事が大事です。
どこよりもWiFiのプランは全体的に安くなっていますのでおすすめできます。
2.100GBもしくは200GB迄ポケット型WiFiが利用可能
どこよりもWiFiでは、「どこよりもピタッとプランスタンダード」なら月100GB迄高速通信、「どこよりもピタッとプランプレミアム」なら月200GB迄高速通信が使い放題です。
無制限プランと違い、100GBもしくは200GB迄は安心して利用することができます。
そのため、100GBを超えたら速度制限になるとわかっていた方が、通信量を確認しながら安心してお使いいただけます。
■1GBはどれくらい?
hulu 中画質⇒約1.3時間
Youtube 標準画質⇒約2時間
Netflix データ使用量少⇒約2時間
ZOOM ビデオ通話⇒約2時間
無制限にあえてしない事で、通信障害を回避しやすくなっています。
3.法人での申し込みが可能
どこよりもWiFiは法人契約にも対応しており、
- 10台以上の同時申込で法人割引(月額割引)可能、請求書払い可能
- お見積り可能
となっております。
また、請求書払いにも対応しているという点は法人にとって助かりますね。
法人契約が対応しているポケット型WiFiは少ないため、どこよりもWiFiの法人申込可は貴重です。
どこよりもWiFiの評判・口コミについて
どこよりもWiFiの口コミ・評判は少なかったです。
口コミが少ないという事は、悪いことがないという事です。
対応が悪かったり、速度が遅かったり、何かしらトラブルがあると、ネットでは直ぐに拡散されますのでそれが見つからないというのは良い事です。
速度は高速通信という口コミについて
夕方より宇都宮で用事があったので、帰りに繁華街で回線速度測定!
オリオン通りの東武百貨店側です!
・40.47mbpsがどこよりもWiFi
・38.06がYmobile pic.twitter.com/Bu7Ysdy2KL— さく君@PointTownでポイ活中 (@4saku39saku8) April 10, 2020
こちらのどこよりもWiFiの口コミでは「下り40Mbps」「上り23Mbps」と高速通信を記録しています。
ポケット型WiFiですから、速度に期待しすぎるのも良くないですが、これは速度が速いです。
私が実際に速度計測した時は10Mbps~30Mbps前後の速度でした。
どこよりもWiFi、優秀!
勤務先では、上り30Mbps前後とほぼ同等だが、下りが7〜8Mbps!ワイモバイルの1未満に比べたら上出来!
左は #どこよりもWiFi
右は #ワイモバイル pic.twitter.com/wwPl5U5qzq— wind0ws (@wind0ws1) October 22, 2020
他にも上記のように、ワイモバイルの速度が遅くて困ってるという人が、どこよりもWiFiを使ったら速度が速くてよかったという口コミです。
ポケット型WiFiのため速度は心配される方も多いと思いますが、そこまで心配の必要はありません。
「どんなときもWiFi」から「どこよりもWiFi」へ乗り換える人も
どんなときもwifiがチーーーん!!
どこよりもwifi契約した😛
ん??名前似てないか?
大丈夫?頑張ってね!! pic.twitter.com/6BndnyiceJ— axyxa🐶SVT🍊 (@axyxa17) April 8, 2020
どんなときもWiFiは2020年3月に通信障害が発生して、速度が大幅に遅くなりました。
そのため、どんなときもWiFiから他のポケット型WiFiに乗り換える人が多いです。
こちらの口コミ以外の方でも「サービス名が似てて心配」という声が多かったですが、運営会社は違います。
無制限WiFiは似たサービス名が多いですが、意外と運営会社は違います。
どこよりもWiFiのレビュー「無制限GBプラン(2年契約)」
2020年8月25日以降は無制限GBプランの新規受付は終了しました。現在販売されているプランは100GBプランになります。
どこよりもWiFiを実際に契約して、開封から速度の計測までレビューします。
申込みから2日で届きました。
申込みから到着までの流れとしては、
- どこよりもWiFi公式サイトから申込み
- 電話で申込確認の連絡有
- SMSでくるメールからクレジットカード登録の手続き
- 2日後に端末到着
という流れでした。
どこよりもWiFiでは端末の発送をどこよりも早くしようと頑張っているようです。
※WizCHのYOUTUBEにて解説されていました。 実際の宣伝動画はこちら
届いた箱の中には、
- モバイルルーターの箱
- 申込内容のご案内の書類
が入っていました。
モバイルルーターの箱を開けてみると、上記の写真のような感じです。
写真だとわかりにくいですが、端末のサイズは小さいです。
※約92mm(縦)×約58mm(横)×約13mm(奥行き)
モバイルルーターの箱から、中身を全て取り出しました。
- モバイルルーター本体(JT101)
- バッテリー
- USBケーブル
- ユーザーマニュアル
上記4点が入っていました。
USBのコンセントにさすアダプタは入っていませんので、自前で用意する必要があります。
※殆どのご家庭でUSBアダプタは有ると思いますが、ない場合は端末到着前に準備しておくと直ぐに充電できます。
先ほどの写真でもわかる通り、バッテリーを本体にセットしないといけません。
本体(JT101)の裏蓋を開けるのですが、ずらして開くわけではなく、蓋との間に爪を入れて開ける感じになります。
ちょっと壊れそうな感じもして、開けるのは怖かったです。
※蓋の開け方の良い方法がありましたら、ぜひ教えてください。
蓋が開いたら、バッテリーを入れて、蓋を閉じて準備完了です!
最初は充電されていませんので、まずはUSBケーブルを繋いで充電してください。
実際に「どこよりもWiFi」の速度を計測してみました!
1回目の速度結果は下り18Mbpsの上り11Mbpsでした。
この速度なら動画視聴は問題なくできます。
2回目の速度は、1回目より少し速く、下り22Mbpsの上り13Mbpsです。
正直な話としては、10Mbps以上出ていればポケット型WiFiとしては十分です。
これ以上の速度を求める場合、光回線等を自宅に引かないと駄目です。
JT101の端末に不安はありましたが、速度を計ってみたら、全く問題ありませんでした。
試しに動画視聴もしてみましたが、途中で止まることなく快適に視聴ができました。
どこよりもWiFiで気になる点について
端末補償オプションはどうなの?
月額440円を支払う事で、端末の補償を受けられるオプションです。
※途中からの契約はできません。
加入することで、端末が破損・全損した場合に無償で修理・交換をしてもらえます。
但し、
- 経年劣化
- 盗難
- 紛失
対象外となっております。
ポケット型WiFiで多いのが「破損」もしくは「紛失」ですが、紛失は保証対象外のため失くしてしまった場合は、違約金として19,800円支払う必要があります。
端末補償オプションは途中加入はできません。
なお、端末補償オプションを途中で解約したい場合はオプション解約を「解約申請フォーム」から申請してください。
オプションのみ解約する場合は必ず備考欄に「オプションサービスのみ解約希望」と記載してください。
どこよりもWiFiのサポートセンターの電話番号は「03-4346-0708(営業時間9時から19時まで、日曜祝日は休み)」です。
契約期間中に解約した場合は違約金が発生
どこよりもWiFiの契約期間は2年割を適用すると2年間の自動更新となっております。
なお、途中解約は10,450円の違約金がかかります。
- ~24ヶ月目 10,450円
- 25ヶ月目(更新月) 0円
- 26ヶ月目以降(更新月以外) 10,450円
さらに、注意が必要なのは、端末はレンタル品です。
レンタルのため、解約後は返却しないといけませんが、返却をしなかった場合、別途19,800円の違約金を請求される可能性がありますので、必ず解約後は返却してください。
クーリングオフ(初期契約解除)はあるの?
「どこよりもWiFi」は初期契約解除を適用することは可能です。
初期契約解除は8日間となっていますので、端末到着してから8日以内であれば解約金を支払うことなく解約ができます。
ポケット型WiFiが届いて「電波」「速度」に不満がある場合は、我慢せずに初期契約解除を適用してください。
初期契約解除を適用した場合は、直ぐに端末一式を返却してください。
※発送日より20日以内に端末返却が確認できない場合は端末弁済費が請求されます。
初期契約解除を利用する場合は、必ず端末の返却を忘れないようにしてください。
返却しないと18,000円の端末弁済費が発生します。
どこよりもWiFiと他ポケット型WiFiの比較
テレビCMで話題のどんなときもWiFi、THE WiFiとの比較はしておりません。
理由としては「どこよりもWiFi」の方が、毎月料金が500円も安く、「どんなときもWiFi」及び「THE WiFi」を選ぶ理由がありません。
ここでは、これら2社以外の注目のポケット型WiFiと比較していきます。
Mugen WiFiとの比較
Mugen WiFiは月100GBが月額3,718円と「どこよりもWiFi」と料金同じです。
月額料金 | |
---|---|
Mugen WiFi (2年契約) |
3,718円 |
どこよりもWiFi (2年契約) |
3,400円 |
Mugen WiFi (縛りなし) |
4,378円 |
どこよりもWiFi (縛りなし) |
3,900円 |
上記の通りどこよりもWiFiの方が安い料金設定になっています。
但し、Mugen WiFiは13,500円キャッシュバックが貰えるため、キャッシュバックが欲しいという人にはMugen WiFiの選択もありです。
2年間使った場合、
- どこよりもWiFi:81,600円
- Mugen WiFi:89,232円
となりますが、キャッシュバック13,500円貰えることを考えると、Mugen WiFiの方がコスパが良いです。
100GBが安く、キャッシュバック13,500円貰えます。
それがだいじWiFi、ギガWiFi、ポケットモバイルとの比較
100GBプランで安いと言われていたのが、
- それがだいじWiFi
- ギガWiFi
- ポケットモバイル
の3社になります。
これら3社とどこよりもWiFiの100GBプランを比較してみます。
月額料金 | |
---|---|
それがだいじWiFi | 3,718円 |
ギガWiFi | 3,718円 |
ポケットモバイル | 3,718円 |
どこよりもWiFi | 3,400円 |
料金を比較すれば直ぐにわかりますが、「それがだいじWiFi」「ギガWiFi」「ポケットモバイル」よりも「どこよりもWiFi」の方が安いです。
しかも、どこよりもWiFiは段階制料金を取っていますので、50GB以下なら2,900円、20GB以下なら1,900円というように、利用した通信量に応じて料金が決まります。
クラウドWiFi東京との比較
まずは「クラウドWiFi東京」と「どこよりもWiFi」の料金を比較していきます。
月額料金 | |
---|---|
どこよりもWiFi | 3,400円 |
クラウドWiFi東京 | 3,718円 |
料金を比較すると、どこよりもWiFiの方が安いです。
しかし、クラウドWiFi東京は契約期間の縛りがありません。
そのため、いつ解約しても解約金が請求されません。
※どこよりもWiFiは2年契約です。
3ヶ月や半年もしくは、いつ解約するかわからないけど、ポケット型WiFiを持ちたいという人には「クラウドWiFi東京」がおすすめです。
まとめ
結論としては「どこよりもWiFi」の100GBもしくは200GBプラン(2年契約)は、料金が安くおすすめです。
もう一度特徴をまとめておくと、
- 100GB迄速度制限なし(200GBプランも有り)
- 100GBの月額料金3,400円
- 端末はJT101
- 最大速度は150Mbps
- 2年契約のため途中解約は解約金有
となっております。
月100GB使えるポケット型WiFiが3,400円というのは安すぎです。
注意点として、2年契約のため途中解約は違約金10,450円がかかります。