光コラボレーションを検討中でしょうか?
現在光コラボレーション事業者の数は2021年の時点で約700社いろいろありすぎて、どの会社を選べばいいのか分らないという人が多いですね。
ここではコストパフォーマンスが良いおすすめのインターネット回線を光コラボレーションに絞ってご紹介していきます。
光コラボレーション選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
このページでは、消費税の総額表示の義務付けにより、価格は全て税込での表記になっております。
光コラボレーションとは?
まずは、今更ですが光コラボレーションについて簡単におさらいしてみましょう。
光コラボレーションとは「光コラボ」や「コラボ光」などと略されて呼ばれることが多く、2015年にスタートした光回線とプロバイダがセットになったインターネット接続サービスです。
従来のフレッツ光は光回線の契約とは別にユーザーがプロバイダと契約をしなければいけませんでした。
しかし光コラボレーションがスタートしたことでユーザーは自分の好みのプロバイダ(光コラボ事業者)と契約するだけでインターネットの利用ができるようになったのです。
NTTは自社の所有する光回線をプロバイダ(光コラボレーション事業者)に卸販売することで従来よりも低価格でプロバイダに光回線を卸すことができます。
その光回線をプロバイダは自社ブランドとしてユーザーに光回線とプロバイダをセットにして提供できるようになりました。
これにより支払先が2か所に分かれていたものが一つにまとまり管理がしやすくなりました。
参考:NTT東日本「光コラボレーションモデル」について
難しく光コラボを考えずに、安く使えるんだ位で大丈夫です。
光コラボレーションのメリット
NTTのフレッツ光をご利用の方が光コラボを検討するにはメリットがあるからですね。
ここでは光コラボレーションに変更することで得られるメリットとについて説明していきます。
契約後に「こんなことになるなんて知らなかった」とならないようにしっかりと理解しておきましょう。
メリット1 料金が安くなる
光コラボレーション事業者の多くはフレッツ光に比べ月額料金を低く設定している事業者がほとんどです。
一例としてフレッツ光+プロバイダBIGLOBEと光コラボレーションのBIGLOBE光とを比較してみましょう。
■戸建ての料金
フレッツ光+BIGLOBE | BIGLOBE光 | |
---|---|---|
プロバイダ料金 | 1,100円 | 0円 |
月額料金 | 5,060円 | 5,478円 |
合計 | 6,160円 | 5,478円 |
戸建てプランの例ではフレッツ光+BIGLOBEはBIGLOBE光に比べると毎月682円、年間で8,184円高くなってしまいます。
■マンションプランの料金
フレッツ光+BIGLOBE | BIGLOBE光 | |
---|---|---|
プロバイダ料金 | 550円 | 0円 |
月額料金 | 4,345円 | 4,378円 |
合計 | 4,895円 | 4,378円 |
マンションプランの例ではフレッツ光+BIGLOBEはBIGLOBE光に比べると毎月517円、年間で6,204円高くなってしまいます。
光コラボレーションに変更するだけで、多くのユーザーは年間5,000円~7,000円の節約をすることが可能になります。
メリット2 スマホとセットでさらにお得!
光コラボレーションでお得になったのは光回線だけではありません。
ご家庭で利用しているスマホや携帯電話の料金も光コラボレーションとセットにするとさらに割引が適応になります。
例えばお使いのスマホやケータイがドコモの場合、自宅でお使いの光回線をドコモ光に変更すると、ご家族のスマホやケータイが毎月550円~1,100円前後割引になります。
光コラボレーションはインターネットの料金だけではあまり安くならないことがありますが、ご家庭の通信費すべてで考えるとかなり高額な節約となります。
ご自宅のインターネットとスマホはセットが絶対にお得です。
セット割は、携帯電話会社が指定した光回線(例ドコモならドコモ光、ソフトバンクならソフトバンク光等)に加入しているだけで、お使いのスマホ1台につき550円~1,100円/月安くなります。これは家族にも有効なため、かなりお得な割引サービスです。
メリット3 工事無しで簡単切り替え!
インターネットを変えると聞くとハードルが高いと思っていませんか?
光コラボレーションの乗り換えは基本的に工事は必要ありません。
ちょっとした手続きだけで光コラボレーションに乗り換えることが可能です。
光コラボレーションの手続き方法
光コラボレーションの手続き方法をご紹介していきましょう。
①乗り換える光コラボサービスを決める
②転用承認番号を取得する
③乗り換え先の光コラボに申し込む
④新しい光コラボ事業者から書類が届いたらルーターの設定を変更して終了
光コラボレーショに乗り換えることを転用といいますが、NTTから光コラボレーションに転用する場合にはNTTが発行する転用承認番号を準備する必要があります。
転用承認番号の発行は以下に電話をする、もしくは以下のURLから手続きをすることができます。
NTT東日本 | 【NTT東日本 フレッツ受付センタ】電話番号:0120-140202 受付時間:9:00 から 17:00 (年末年始を除きます)https://flets.com/tenyou/ Web 受付時間:8:30 から 22:00 |
---|---|
NTT西日本 | 【NTT西日本 光番号ご案内センタ】電話番号:0120-553-104 受付時間:9:00 から 17:00 (年末年始を除きます)http://flets-w.com/collabo/ Web 受付時間:7:00 から 25:00 |
発行の際に準備しておくもの
・お客さまID、ひかり電話番号もしくはご契約者さまの連絡先電話番号
・ご契約者様名
・フレッツ光ご利用場所住所
・フレッツ光ご利用料金のお支払い方法
光コラボレーションのデメリット
評判のいい光コラボですが、当然ことながらデメリットもあります。
契約後に後悔しないようデメリットもご紹介しておきましょう。
デメリット 人によっては料金が高くなってしまうことが
ほとんどの場合料金が安くなる光コラボレーションですが、ごくまれに料金が高くなるかほとんど変わらないというユーザーがいます。
そのユーザーは現在の契約がフレッツ光のマンションプランを契約していいるユーザーで、その中でもプラン2という建物が16世帯以上の物件で契約が可能なプランを利用しているユーザーです。
フレッツ光のマンションプランは以下のような料金体系になっています。
プラン2 16世帯以上 | プラン1 8世帯以上 | プランミニ 4世帯以上 | |
---|---|---|---|
月額基本料金 | 3,685円 | 4,125円 | 4,785円 |
プロバイダ料金 | 550円 | 550円 | 550円 |
合計 | 4,235円 | 4,675円 | 5,335円 |
BIGLOBE光マンションプランが月額4,378円ですから、プラン2では月額料金がプロバイダ料金込みで4,235円となるので100円高くなってしまいます。
現在16世帯以上のマンションなど集合住宅にお住まいの方は光コラボレーションに乗り換えると安くなるということはない場合がありますので注意が必要です。
光コラボレーションのデメリットとして2度の乗り換え(転用)はできないというデメリットがありましたが、2019年7月より光コラボから光コラボへの乗り換え(転用)が可能となります。
光コラボレーションのデメリットは上記のケースを除き特に目立ったデメリットはありません。
少しの手間で今まで同様インターネットが使えるのであれば光コラボレーションを利用しないのは非常にもったいないとしか言えません。
光コラボレーションの選び方
光コラボレーション事業者は現在およそ700社と言われています。
その中から自分に合った光コラボレーション事業者を選ぶのはかなりの手間です。
そこでここからは光コラボレーションの選び方とおすすめの光コラボレーション事業者をご紹介していきましょう。
スマホのセット割引で選ぶ
料金設定の低い光コラボレーションですが、さらにお得にインターネットを利用できるのがご家族が利用しているスマホとのセット割引です。
ただし、セット割引が可能な組み合わせがありますので、光コラボレーションを選ぶ際には、ご利用中のスマホとセット割引が可能な光コラボレーションを選ぶ必要があります。
ドコモユーザーにおすすめの光コラボ
ドコモのスマホやケータイが安く使えるドコモのセット割は、スマホの料金体系がわかりにくいことから他社に比べ非常にわかりにくいのが問題でした。
しかし、2019年6月よりスタートした新料金プランになり、他社同様セット割が簡単で分かりやすくドコモ光を利用することで1台につき550円~1,100円割引が受けることができるように変更されました。
ドコモ光
ドコモ光の場合プロバイダを自分で選ぶ必要があります。
どのプロバイダを選んでもドコモスマホやケータイのセット割引を受けることはできますが、選ぶプロバイダによって光回線の料金が若干違います。
その中でもおすすめなのがGMOとくとくBBのドコモ光です。
GMOとくとくBBはIPv6にも対応し高速通信が可能なうえ、ドコモ光の中では新規契約時の特典が多いのが特徴です。
ドコモユーザーの方が、光回線を契約するなら少しでもお得に契約をしたいならば、GMOとくとくBBがおすすめです。
GMOとくとくBB(ドコモ光)の基本情報
月額料金(戸建て) | 5,720円 |
---|---|
月額料金(マンション) | 4,400円 |
工事費 | 戸建てプラン19,800円 / マンションプラン16,500円 |
回線速度 | 上り1Gbps / 下り1Gbps |
接続方法 | PPPoE接続(オプションでIPv6+IPoEに対応) |
最低利用期間 | 24か月 |
スマホセット割 | ドコモセット割(550円~1,100円) |
おすすめ申込窓口 | GMOとくとくBB公式サイト |
キャッシュバック | 20,000円 |
\GMOとくとくBBのドコモ光はお得!/
auユーザーにおすすめの光コラボ
auのスマホやケータイユーザーが上記の光回線を利用することで1台につき550円~1,100円割引が受けることができる
BIGLOBE光、auひかり、So-net光、JCOM等
auスマホの割引といえばスマートバリューが有名ですが、スマートバリューはauひかりでないと割引が受けられないと思っている方がいるようです。
ところが、auスマートバリューはauひかりだけではなく、NTTの光回線を使った光コラボレーションでも割引を受けられる事業者があります。
それがBIGLOBE光です。
スマートバリューは魅力的だけどauひかりを引くことができない人やサービス提供地域外の人はBIGLOBE光にすることでスマートバリューの割引を受けられるようになります。
auスマホをお使いのユーザーにおすすめの光コラボレーションはBIGLOBE光が一押しの光コラボレーションです。
BIGLOBE光の基本情報
月額料金(戸建て) | 5,478円 |
---|---|
月額料金(マンション) | 4,378円 |
工事費 | 実質無料 |
回線速度 | 上り1Gbps / 下り1Gbps |
接続方法 | PPPoE接続(オプションでIPv6+IPoEに対応) |
最低利用期間 | 24か月 |
スマホセット割 | スマートバリュー(550円~1,100円) |
おすすめ申込窓口 | NNコミュニケーションズ |
キャッシュバック | 26,000円 |
\料金が安く、キャッシュバックも貰える!/
ソフトバンクのユーザーにおすすめの光コラボ
ソフトバンクのスマホやケータイユーザーが上記の光回線を利用することで1台につき550円~1,100円割引が受けることができる
ソフトバンク光、NURO光等
ソフトバンクのスマホユーザーならソフトバンク光がおすすめです。
フレッツ光よりも月額料金が安く、ソフトバンクスマホのセット割引も受けられるので通信費全体でみると非常にお得。
オプションのBBユニットを契約することでIPv6の高速通信も可能なので、速度を気にするのならばBBユニット契約は必須です。
ソフトバンク光の基本情報
月額料金(戸建て) | 5,720円 |
---|---|
月額料金(マンション) | 4,180円 |
工事費 | 実質無料 |
回線速度 | 上り1Gbps / 下り1Gbps |
接続方法 | PPPoE接続(オプションでIPv6+IPoEに対応) |
最低利用期間 | 24か月 |
スマホセット割 | おうち割り(550円~1,100円) |
おすすめ申込窓口 | エヌズカンパニー |
キャッシュバック | 37,000円 ※初めてネット回線を使うという人は+10,000円キャッシュバック |
\最大37,000円キャッシュバック!/
スマホと光回線はセットがお得
ご家族で同じキャリアのスマホやケータイをお使いならば光コラボレーションはインターネットの料金だけではなく家庭内の通信費全体を節約できる重要なサービスです。
ご家族で数台のスマホやケータイをお使いの方は、キャリアを合わせないと非常に損をしてしまうということです。
光コラボレーションを利用するならお使いの携帯会社は一社に合わせるのがおすすめです。
月額料金で選ぶ人におすすめの光コラボ
スマホを家族で複数台利用しているのならば、セット割引で通信費の節約ができますが、スマホが1台だったり、家族でばらばらの携帯会社だった場合には光コラボレーションはどのように選べばいいのでしょうか。
このような場合にはスマホがいくら割引になるかで変わってきます。
ほとんどのセット割引はスマホで契約しているプランによって割引額が変わってきます。
一例としてドコモユーザーが一人としてドコモ光セット割が適応になった場合と光コラボレーションで最安のenひかりを比較してみます。
ドコモ光 | enひかり | |
---|---|---|
月額料金 | 5,720円 | 4,730円 |
スマホ割引 | 550円~1,100円 | 無し |
合計 | 4,620円~5,720円 | 4,730円 |
仮にスマホと光回線のセット割引(ドコモ光セット割)が550円だった場合には光回線が900円安いenひかりのほうがお得ですが1,100円割引が適応になっている場合にはドコモ光のほうがお得になります。
最近は動画も高画質になり利用するデータ量も増えていることから、基本料金で選ぶよりもスマホとのセット割が適応になるほうを選んだほうが安心です。
利用しているスマホがドコモ、au、ソフトバクならばセット割引が適応になる光コラボを選ぶのが一番お得ですが、格安スマホなどをご利用の方は月額料金も安く、オプションで高速通信のIPv6も選ぶ事ができるenひかりがおすすめです。
enひかりの基本情報
月額料金(戸建て) | 4,730円 |
---|---|
月額料金(マンション) | 3,630円 |
工事費 | 2,200円~16,500円 |
回線速度 | 上り1Gbps / 下り1Gbps |
接続方法 | PPPoE接続(オプションでIPv6やtransixに対応) |
最低利用期間 | 無 |
スマホセット割 | 勝手に割(UQモバイル) |
おすすめ申込窓口 | enひかり公式サイト |
キャッシュバック | 0円 |
\契約期間の縛りがない光回線/
速度で選ぶ人におすすめの光コラボ
インターネットの速度で光コラボレーションを選ぶ方におすすめの光回線はどこになるのでしょう?
非常に気になるところだと思いますが、速度に関しては光コラボはNTTのフレッツ光と同様の回線を使用しています。
最大の速度上り下りともに1Gbpsとなって基本的にはどの光コラボレーションでも変わりはありません。
ただしこれはあくまでもカタログスペックで実際には速度がかなり違います。
これはプロバイダの混雑などが原因となることが多いのですが、今回ご紹介した光コラボレーションはすべてIPv6+IPoE接続が可能です。
事業者によってオプションでの取り扱いとなるプロバイダもありますが、このオプションを契約しておけば速度に不満が出ることはまずないといえます。
速度で光コラボレーションを選ぶなら、まずは料金で光コラボの候補を選びそのプロバイダがIPv6+IPoE接続に対応していれば、料金が安いほうのプロバイダで問題ないでしょう。
ただし例外としてNURO光とauひかりは基本スペックで光コラボレーションよりも高速となっています。
やはりNURO光、auひかりのサービス提供エリアではNURO光、auひかりを選択するのが一番おすすめとなります。
まとめ
光コラボレーション事業者は数が多くその中から自分にとってお得な光コラボレーションを選ぶのは難しいと思います。
ただ、いくつかのポイントを押さえて考えていくと、おすすめの光コラボレーションを絞り込んでいくことができます。
光コラボレーションを選ぶポイントは以下のようになります。
・スマホと光回線の会社を合わせる
・IPv6+IPoE対応のプロバイダを選ぶ
・光回線の料金は家庭の通信費総額で考える
・16世帯以上のマンションなら光コラボは損をする場合がある
・申し込みはネットがお得
これらのポイントを押さえて光コラボレーションを選べば後で後悔することも少なくなります。
おすすめの光コラボレーションを選ぶならぜひ参考にしてください。