インターネット回線

DTI光はお得?乗り換え候補になる光回線か検証します!

DTI光はプロバイダの老舗ドリーム・トレイン・インターネットが提供するNTTの光ファイバーを利用した光コラボレーションサービスです。

料金も手頃で複数のサービスから自分に合ったサービスを選ぶことが出来るので利用者も増えています。

ここではそんなDTI光は本当にお得なのか他の光回線と比較していきます。

このページでは、消費税の総額表示の義務付けにより、価格は全て税込での表記になっております。

DTI光の基本情報

DTI光はNTTの光ファイバーを利用した光コラボレーションサービスなので基本的な仕様はフレッツ光ギガタイプと同様です。

先ずは基本情報から解説していきます。

回線速度 上り 1Gbps / 下り 1Gbps
接続方式 PPPoE+IPoE接続
契約期間 なし
違約金 なし
 スマホセット割引 auスマホおよびDTI SIM

DTI光の通信速度は1Gbpsを十分に利用できるIPv6+IPoE接続に対応しています。(無料オプション契約が必要)

現在の通信速度に不満がある方でも高速な通信速度で快適にインターネットを利用することが可能です。

また契約期間(縛り)がないため解約時の違約金もありません。

DTI光ファイミリータイプの月額料金

DTI光 フレッツ光
月額料金 5,280円 5,940円
プロバイダ料金 0円 770円~
合計 5,280円 6,710円

ファミリータイプは基本的には戸建てや3世帯以下のアパートになりますが、4世帯以上でNTTの設備(分配器)が設置されていない建物の場合に利用できるプランです。

1本の線を占有するので比較的通信速度が安定します。

また、当然ですが光コラボレーションなのでプロバイダの料金を含んだ金額となります。

フレッツ光と比較すると月額で1,430円、年間にすると17,160円とかなりの額が節約できます。

DTI光の月額料金は光コラボレーションの中でも低価格な光回線と言えます。

DTI光マンションタイプの月額料金

DTI光 フレッツ光
月額料金 3,960円 3,355円~4,455円
プロバイダ料金 0円 550円~
合計 3,960円 3,575円~4,675円

DTI光マンションプランは4世帯以上の建物で、NTTの設備(分配器)が設置されている建物でマンションプランが利用可能です。

DTI光マンションプランはフレッツ光のマンションプランと違い建物の部屋数で料金が変わることはありません。

そのため16世帯以上の建物の場合はフレッツ光のマンションプランの方がわずかですが安くなる場合があります。

DTI光の初期費用

DTI光を利用する場合、現在の光回線の状況により工事が必 要である場合と特に必要が無い場合とあるので、ここからはDTI光に乗り換える際の初期費用について解説していきます。

まずは現在ADSLなど光回線を利用していない場合、もしくはauひかりやNURO光などを利用している人がDTI光に乗り換える場合の工事費です。

DTI 光ファミリータイプ DTI 光マンションタイプ
事務手数料 880円 880円
工事費 19,800円 16,500円

契約期間が定められていない光回線の場合、工事費は一括払いのケースが多くDTI光も契約期間がないため工事費は一括での支払いのみ となります。

光回線の工事は大きく分けて2通りあり、工事担当者が訪問する派遣工事と局内の工事だけで済む派遣工事に分かれます。

光回線を利用する部屋に光コンセントが設置されている場合はほとんどが無派遣工事となり、ホームゲートウェイやルーターなどの機器は郵送されてきますので自分で設置をすることになります。

光コンセントがない場合は派遣工事が必要となります。

申し込み後に担当と工事の日程調整を行い工事日を決めます。

最近少なくなってきたけどVDSLやLANタイプの場合には無派遣工事になるから、送られてきた機器を自分で接続すればネットが利用できるよ。

次に現在すでにNTTのフレッツ光や光コラボレーションを利用している方(転用・事業者変更)の初期費用です。

DTI 光ファミリータイプ DTI 光マンションタイプ
事務手数料 1,980円 1,980円
工事費 0円 0円

転用・事業者変更は工事が必要ないので事務手数料のみとなり、ファミリータイプとマンションタイプで手数料は同額となります。

また、現在のネットの速度が100Mbpsや200Mbpsの契約から、転用・事業者変更をする際に通信速度を1Gbpsに速度変更をする場合は、上記の金額のほかに2,000円が必要になります。

それ以外に光電話を希望する場合には上記の工事費の他に光電話の工事費用が発生します。
NTTアナログ回線からの番号移動

交換機等工事費 1,100円
同番移行工事費 2,200円

電話番号を新たに発行して利用する場合

交換機等工事費 1,100円

電話番号の移行はもともとがNTTの加入権付の電話番号であれば問題なくそのままの番号で移動が可能ですが、それ以外の番号の場合同じ番号がるよう出来ないことがあるので注意が必要です。

DTI光の公式サイトはこちら

DTI光のオプション


光回線を乗り換える上でどんなオプションがあるのかは重要です。

DTI光は3つの有料オプションと1つの無料オプション、その他にDTIオリジナルの7つの無料サービスがあります。

DTI光電話

ご自宅や職場で使う固定電話サービスです。

NTT東日本やNTT西日本のアナログ電話や光電話を利用している場合電話番号もそのまま移動できます。

プラン名 月額料金
DTIひかり電話基本プラン 550円
DTIひかり電話こみプラン 1,650円

DTI光電話にはNTTのひかり電話同様様々な付加サービスを利用することが出来ます。

サービス名 サービス内容 月額料金
発信者電話番号通知表示 かけてきた相手の電話番号がわかる 440円/月
発信者電話番号リクエスト 番号非通知の電話をシャットアウトできる 220円/月
通話中着信 通話中にかかってきた電話も受けられる 330円/月
転送電話 かかってきた電話を外出先の電話で受けられる 550円/月
迷惑電話お断り 迷惑電話をシャットアウトできる 220円/月
着信お知らせメール 不在時の電話の着信がメールでわかる 110円/月
FAXお知らせメール 外出先でも家のFAXが確認できる 110円/月
ダブルチャネル 電話が2回線分同時に話せる 220円/月
マイナンバー 最大5つの電話番号を利用でき、電話機などによって使い分けられる 110円/月
着信課金 「0800」「0120」で始まる番号への通話料金を着信側に負担できる 1,100円/月

DTIひかり電話こみプランとは528円分の通話料と【発信者電話番号表示・発信者電話番号通知リクエスト・通話中着信・転送電話・迷惑電話お断り・着信お知らせメール】が含まれます。

付加サービスを数点個別に契約するのであればDTIひかり電話こみプランの方がお得となります。

DTI光テレビ

DTI光テレビはNTTが提供するフレッツ光のオプションサービス【フレッツテレビ】と同様のサービスです。

通常テレビを視聴するためにはアンテナが必要ですがDTI光テレビは光回線を利用してテレビの信号を受信するのでアンテナを立てる必要がありません。

項目名 月額料金
DTI 光テレビ月額料金 825円

ケーブルテレビと違うのが専用のチューナーが必要ない点です。

今お使いのテレビで地デジ・BS放送が利用できるのでテレビの操作で戸惑うこともありませんし、別途チューナーをレンタルする必要もありません。

ただしDTI光テレビを利用する際は以下の工事費用が必要です。

事務手数料 3,080円
工事費 光回線と同時に工事 3,300円
光テレビ単独の工事 8,250円
屋内同軸配線工事 自分で接続する場合 0円
テレビ1台の接続工事 7,150円
テレビ4台までの工事費 21,780円

光テレビ工事は少しの知識があれば自分で作業することも可能なので工事費用を節約するなら自分でテレビの接続をすると初期費用が6,380円で済んでしまいます。

光テレビの工事については【テレビを見るならケーブルテレビよりフレッツテレビが安くて便利】を参考にしてね。

DTI安心リモートサービス

DTI光安心リモートサービスはDTI光に関することはもちろん機器やソフトに関する疑問を専門のアドバイザーに相談できるサービスです。

サービス名 月額料金
あんしんリモートサービス 550円/月

DTIひかりあんしんリモートサポートは契約者専門ダイヤルがありますので、電話がつながらない等のトラブルはありません。

ただし、365日利用は可能ですが相談時間は午前9時~午後9時となっていますので注意してください。

DTI光あんしんサポートは以下のような特徴があります。

DTI光あんしんサポートの特徴

  • パソコンやプリンタ・Wi-Fi機器などのソフトの利用方法や設定の相談
  • 操作でわからないことがあればオペレータが遠隔操作で対応
  • 月額料金で何度でも相談できる
  • 約30分のパソコン教室が自宅で1回1,980円で受講可能

パソコン初心者の方にはとても便利なオプションサービスです。

IPv6(IPoE)接続サービス

IPv6は新しいインターネットの接続方法でプロバイダの混雑しやすいポイントを避けてインターネットに接続することができるサービスです。

実際にSNS上でもIPv6接続に変更してインターネットの速度が速くなったという報告が多くあります。

DTI光はIPv6オプションを申し込みしない場合、従来のIPv4+PPPoE接続となります。

通信速度に関係するのがこの接続方法でPPPoE接続とIPoE接続では通信速度の規格が違います。

接続方式 通信速度
IPoE接続 最大200Mbps
PPPoE接続 最大100Gbps

DTI光も含め光コラボレーションの多くは上り下り1GbpsとなっているのでIPv6+IPoE接続でないと本来の1Gbpsの性能は発揮できません。

通信速度が気になる方は無料なのでを申し込むことをおすすめします。

IPv6オプションを利用するためにv6プラスに対応したルーターが必要だから自分で購入するか、300円/月でレンタルしないといけないよ。

DTI光のメリット


ネット上の口コミも好評だという事はお分かりだと思いますが、では実際DTI光に乗り換えてどのようなデメリットがあるのでしょうか?

また、メリットがあれば当然デメリットもあるはずです。

まずはDTI光に他の光回線から乗り換えた際のメリットについて解説していきます。

セット割引がある


DTI光には以下の3つの割引サービスがあります。

サービス名 内容 割引額
auセット割 auスマホとセットでDTI光の料金が割引 最大1,320円/月
SIMセット割 DTI SIMの料金が割引 165円/月
東京ガストリプル割 東京ガスの電気とガスのセットでDTI光の料金が割引 275円/月

auスマホとのセット割引といえばスマートバリューがあります。

スマートバリューは光回線と固定電話を契約することで家族のauスマホが安くなるサービスです。

DTI光のauセット割引はスマートバリューと違いauスマホの料金が割引なるのではなく、DTI光の料金が割引になるサービスです。

そのため家族でauのスマホを利用していても割引は最大でDTI光の月額料金が1,320円割引になるだけです。

しかしDTI光のauセット割引は固定電話の契約は必要ありませんので、一人もしくは二人で光回線を利用する場合で自宅に固定電話は必要ないという方にはスマートバリューよりもお得になります。

また、SIMセット割はDTIの提供するSIMとDTI光のセット、東京ガストリプル割はDTI光の契約者が東京ガスと電気を設置にすることで毎月250円DTI光が安くなるサービスです。

契約期間(縛り)がない

多くの光回線は契約期間を設けることで月額料金を安く設定しています。

現在最も多いのが2年間の自動更新タイプですが、最近の流れとして3年や5年など長期間になってきています。

長期間の契約の場合違約金が2年よりも高額に設定されていることが多く、解約時にかかる費用が高額になるリスクがあります。

DTI光は契約期間(縛り)が無い分解約時のリスクを回避することができます。

プロバイダ名 契約期間 違約金
DTI光 0円
ドコモ光 戸建て 2年
マンション 2年
14,300円
8,000円
auひかり 戸建て 3年
マンション 2年
16,500円
7,700円
ソフトバンク光 5年
2年
16,500円
9,500円
ビッグローブ光 3年
2年
22,000円
9,500円

一番高額なのはビッグローブ光で3年の自動更新で違約金が22,000円と高額です。

転勤がある方などの場合DTI光のように契約期間の設定されていない低価格の光回線を選ぶと解約時も安心です。

速度が速い

オプションでも触れましたがDTI光はIPv6+IPoE接続にオプションで対応しています。

特にIPoE接続のおかげでプロバイダの混雑したポイントを避けてインターネットに接続する事で通信速度1Gbpsを存分に楽しむことが出来ます。

また、DTI光では日本全国のDTI光の通信速度をホームページで公開しています。

下のボタンから全国各地のDTI光IPv6の通信速度を確認することが出来ますので、利用する地域ではどのくらいの速度が出ているか参考に出来ます。

DTI光の通信速度公開中!

ネットの速度は地域や時間帯などの影響されやすいので過信しすぎるのは危険だよ!

DTI光のデメリット


次にDTI光のデメリットについて解説します。

DTIのデメリットですがサービス内容についてはデメリットとなるような点はありません。

デメリットはDTI光を初めに申し込む際の以下の2つのポイントになります。

工事費が必要

光回線の乗り換えを行う場合初期費用が発生します。

転用や事業者変更であれば基本的に事務手数料だけで工事費など高額な作業はないので初期費用も安く済みます。

しかしauひかりやADSLからの乗り換えの場合、光ファイバーの引き込み工事などを行うため工事費用が発生します。

多くの光回線は初期費用が分割払いであったり、実質無料などの特典が用意されていますがDTI光はそのような特典がありませんので、インターネット開通時に工事費用を一括で支払わなければいけません。

ただ、工事費が無料や分割払いが可能な光回線の場合は縛り期間が設定されていることが多く、期間以外で解約すると違約金が発生します。

DTI光は縛りも違約金もないため一括払いとなるのは仕方のないことです。

転用や事業者変更なら工事の必要はないので、DTI光のおすすめの乗り換えだよ!

実質工事費無料キャンペーン中!

現在DTI光は工事代金相当のキャッシュバックプレゼントを開催中!
DTI光を新規契約の方に最大19,000円のキャッシュバックを行っています。これによりDTI光に乗り換える際、大きな負担となる工事費用が実質無料となります。

DTI光の公式サイトはこちら

DTI光の評判


DTI光だけではなくインターネットを乗り換える際、気になるのはSNSなどネット上の評判です。

DTI光の評判はどのような口込みが多いのかまとめてみました。


多くの口コミは通信速度が速いという書き込みです。

ただし中には速度が遅いという書き込みもありますが、IPv4のままなのが原因と考えられます。

また、サポートの口コミもあまり見かけないので問題なく機能しているという事になります。

実際何度か質問でサポートに電話をしましたが、待ち時間もあまりなくサポートに電話が繋がり、対応も十分満足いくものでした。

DTI光よりお得な光回線は?


DTI光がお得な光回線という事はご理解いただけたかと思いますが、DTI光以上にお得な光回線はあるのでしょうか?

DTI光よりもお得に光回線を使いたい場合、お使いのスマホとのセット割引が重要です。

当然ですがドコモのスマホをお使いならドコモ光が家計の通信費で見た場合DTI光よりもお得になります。

またお使いのスマホがソフトバンクならNURO光やソフトバンク光がおすすめです。

慎重に検討するべきなのがお使いのスマホがauの場合です。

auの割引スマートバリューは利用するスマホのプランによって割引額が違う事と、スマートバリューの適用条件として光電話の契約が必須という事です。

auひかりのひかり電話は月額500円なので、auスマホが家族で1台の場合で固定電話をあまり使わないのであればDTI光はお得です。

しかし2台以上の場合にはauひかりやビッグローブ光などのスマートバリューが適用になる光回線の方がお得です。

まとめ

DTI光よりもお得に使える光回線はたくさんあります。

ではDTI光はどのような人におすすめなのでしょうか?

すでにフレッツなどNTT系の光回線を利用していればデメリットの初期費用の問題も回避できますし、急な引越しなどで解約する時でも違約金の心配はいりません。

またDTI光×auスマホ割ならば光電話の契約もいらない上に最大1,200円の割引も受けられます。

これらのことを踏まえてDTI光がおすすめできるケースをまとめると以下のようになります。

DTI光がおすすめの人

  • DTI光がおすすめのは現在すでにフレッツ光や光コラボレーションなどを利用している人
  • auのスマートバリューが適用になるスマホが1台
  • いつ引越しまたは解約するかわからない

上記のような人ならDTI光は乗り換えの候補となる光回線といえます。

中にはexcite MEC光のように契約金がないのに、工事費が無料のキャンペーンをしているさらにお得な光回線もあるから乗り換えは慎重にね。

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