トラブルにならないように解約したいなぁ
JCOMをやめたいけれどやめられない・・・
いざ解約しようと思うとどんな手続きをすればいいのか、解約にかかる費用はいくらかかるのかわからずに、結局そのままという人が多いようです。
そこでここでは、『トラブルに合わない』『トラブルに巻き込まれない』上手なJCOMの解約方法を紹介していきます。
JCOMの上手な解約方法
まずはJCOMを解約する際の流れから解説していきます。
1.自分が加入している契約内容を確認する
解約する前に必ずやっておきたいのが、現在の契約内容の確認です。
特に、JCOMを契約した日が重要で、契約の内容によっては指定された期間以外での解約時には違約金が発生してしまいます。
その為JCOMを上手に解約するには違約金が発生しない期間に解約するのが一番お得なJCOMの解約方法となります。
契約期間については基本的にはJCOMの利用開始日からになりますが、途中でプラン変更などした場合にはプラン変更した時点からの期間となるので注意しなければいけません
2.JCOMのカスタマーセンターに解約の電話をする
自分の契約内容を確認し、JCOMの解約を決めたらJCOMのカスタマーセンターに連絡して解約の意思を伝えます。
解約の連絡を入れる場合、手元に契約書があるとスムーズに話が出来ますので用意しておくと便利です。
契約書が見つからなかった場合、電話番号と契約者の氏名でもカスタマーサポートの方で契約内容など必要事項は調べてくれるので契約書が無くなってしまっても問題ありません。
JCOOMのカスタマーセンターの電話番号は以下になります。
電話番号 | 0120-999-000 |
---|---|
営業時間 | 10:30~18:00 |
解約には多少時間がかかりますので、時間に余裕のある時に電話をしてください。
カスタマーセンターの電話はなかなかつながらないことがあります。
特にお昼休みの時間帯や土日祝日はつながらない傾向のようなので、根気強く待つことが重要です。
電話がつながったらオペレーターに解約をしたい事を伝えます。
JCOMもあの手この手で解約を阻止してきますが、そこはブレずに自分の意思をはっきりと伝えましょう。
オペレーターは解約の意志が強いと判断すると、解約手続きに移行していきます。
この際解約時にかかる費用や解約日、機材の撤去日を決めていき解約の手続きは完了となります。
解約日と撤去日
解約日とはJCOMのすべてのサービスが利用出来なくなる日のことを差します。
JCOMの基本サービスは1ヶ月単位での契約となるので、解約日は月末にしておくとサービスをぎりぎりまで利用できます。
また、撤去日とはJCOMのサービスを利用する際に使っていたモデムやSTB(ケーブルテレビのチューナー)の撤去をする日の事になります。
仮に解約日の翌月に撤去日が設定されても、追加の料金は発生しませんので自分の都合のいいときに撤去してもらうことができます。
JCOMの解約時に注意すること
JCOMを解約する際に注意しなければいけない点をご紹介していきます。
不要なトラブルを避けるためにもあらかじめ注意点を把握しておくことが大切です。
テレビが見られなくなる場合がある
JCOMの解約で多いトラブルが解約したらテレビが見られなくなったというトラブルです。
JCOMを解約した場合、テレビの放送を流していたJCOMの線を撤去してしまうので、当然地デジもBS放送も受信することが出来ません。
JCOMは回線の撤去の際に契約の前の状態に戻してくれるので地デジのアンテナが残っていれば再度アンテナにつなげてくれます。
しかしアンテナが無い場合や地デジに対応していないVHFのアンテナの場合にはアンテナやフレッツテレビを検討するなどして代わりの受信方法を用意しなければいけません。
JCOMをやめた後のテレビについてはこの後解説するから参考にしてね!
JCOMネットのユーザーは専用メールアドレスが使えなくなる
次に問題になるのがメールが使えなくなる点です。
JCOMはJCOM独自のプロバイダ業務を行っているため【@jcom.home.ne.jp】などの独自のメールドレスを使用していると思います。
このメールアドレスはJCOMを解約してしまうと使えなくなってしまいます。
これはJCOMに限らずプロバイダーのメールを利用いているユーザーすべてに言えることです。
このようなことにならないように、gmailやyahooメールなどのフリーメールを利用するのがおすすめです。
フリーメールならば将来的にプロバイダーを変更してもメールアドレスを変える必要がないので非常に便利です。
スマートバリューが使えなくなる
auのスマホが安くなるのはJCOMだけじゃないから乗り換え先をスマートバリューが利用できるインターネットを選べば割引は引き続き可能だよ
JCOMはKDDIのグループ会社なのでauのスマートフォンが安くなるスマートバリューが適用になります。
au携帯ユーザーには非常にありがたい割引サービスですが、JCOMを解約してしまうとスマートバリューの割引がなくなってしまいます。
そのためにもJCOMからの乗り換えはスマートバリューの割引が受けられる光回線に乗り換えるのが重要です。
※スマートバリューはauのスマホ1台につき、スマホの通信費が最大1,100円/月の割引を受ける事が可能です。
JCOMを解約したらテレビはどうする?
JCOMをやめる場合必ず考えなければいけないのがテレビの視聴方法です。
上でも少し触れましたが、フレッツテレビ等JCOMを解約した場合のテレビの視聴方法を解説していきます。
アンテナを立ててテレビを見る
もっとも一般的な方法として改めてアンテナを立て直してテレビを視聴する方法があります。
アンテナを新たに設置してしまえば、その後毎月の出費が無いのは一番のメリットです。
ただしアンテナの場合アンテナ本体の料金よりも工事費が高額で、街の家電量販店でアンテナの設置を依頼すると10万円前後費用が掛かっしまいます。
その上大雪や台風などで倒れてしまうリスクも考えないといけません。
またBSアンテナは特に天候によっては映像が乱れることもあります。
様々なリスクを考えると出来ることならアンテナの設置は避けたいところです。
地域の共同アンテナを利用する
お住まいの地域が電波障害の地域の場合、アンテナを立ててもテレビが映らないことがあります。
そのような地域では共同アンテナでテレビの視聴を行います。
JCOMを解約した場合、共同アンテナを管理している組合などに連絡して、共同アンテナを使用する手続きを行わなければいけません。
共同アンテナは利用者の負担で設備の維持管理を行いますので定期的に管理費を支払わなければいけません。
共同アンテナかどうかの判断は、目安として近所の屋根の上を見た時にアンテナが立っていない建物がほとんどの場合には共同アンテナを利用していると考えられます。
地形的な問題や建物が地デジの電波を遮ってしまうことでテレビが映らない地域の場合、電波障害地域として共同アンテナでテレビを視聴することがあります。
光回線でテレビを見る
今までJCOMを利用していた人におすすめしたいのが光回線を利用してテレビを見る方法です。
光回線を利用してテレビを見るサービスをフレッツテレビと呼びNTTの光ファイバーを利用したテレビ伝送サービスです。
ケーブルテレビ | フレッツテレビ | |
---|---|---|
料金 | 高い | 安い(750円/月) |
チャンネル数 | 多い(地デジ・BS・CS) | 少ない(地デジ・BS) |
チューナー | 専用チューナーで視聴 | テレビのチューナーで視聴 |
インターネットに使う光ファイバーをアンテナの代わりにしてテレビを見ることで、地デジ放送だけでは無く、BS放送や4K、8K放送にも対応しています。
どの部屋でもテレビのチューナーでBS放送を見ることが出来るんだ。
CS放送についてはオプション契約となり別途光テレビを契約する必要がありますが、最近ではHuluやNetflixなどの動画配信サービスが充実してきてるためCS放送が無くてもあまり不自由しません。
また電波の受信方法がケーブルテレビと違い専用チューナーが必要ないのも特徴です。
JCOMはBS放送を見る場合専用のチューナーが必要でしたが、フレッツテレビは専用チューナーが必要ありません。
テレビにBSチューナーがついていればどのテレビでも視聴できるのでとても便利です。
JCOMは解約したいけれどアンテナを立てるのは嫌という方におすすめのサービスです。
フレッツ光を使っていないと契約できないんじゃないの?
フレッツのサービスだから同じNTTの光ファイバーを使った光コラボレーションなら名前は変わるけどフレッツテレビと同じサービスが使えるんだよ
フレッツテレビはNTTのサービスですが光コラボレーションでも利用することが出来ます。
ただしすべての事業者が利用できるわけではないので事前に確認が必要です。
テレビが見られなくなるという理由でJCOMが辞められないのならばフレッツテレビは最も有効な方法となります。
JCOMの解約にかかる費用
JCOMの解約でトラブルになるケースが解約時にかかる違約金です。
最近ではどのインターネット回線でも利用期間と違約金を設定している企業が多くなってきています。
JCOMでも利用期間と違約金の設定があるので、解約の前に自分の加入しているプランを確認し、違約金がいくら請求されてしまうのか理解しておくとトラブルを回避することが出来ます。
ここではJCOMの代表的なプラン【スマートお得プラン】を紹介します。
プラン名 | 違約金 |
---|---|
J:COM スマートお得プラン(戸建) | 22,000円(税込) |
J:COM スマートお得プラン(集合住宅) | 11,000円(税込) |
J:COM スマートお得プランミニ(戸建) | 16,500円(税込) |
J:COM スマートお得プランミニ(集合住宅) | 3,850円(税込) |
スマートお得プランは戸建てで2年間、マンションで1年間の契約期間となります。
プランによって利用期間・違約金が違いますのでJCOM公式サイト【JCOMマイページ】で確認することが出来ます。
また、違約金以外に以下の解約撤去費が発生します。
解約方式 | 料金 | |
---|---|---|
戸建住宅 | 部分解約(1台のみ解約、1回線のみ解約を含む) | 5,280円(税込) |
全解約(引込線撤去あり) | 10,780円(税込)※2 | |
電波障害一戸建て | 部分解約(1台のみ解約、1回線のみ解約を含む) | 5,280円(税込) |
全解約(引込線撤去あり) | 10,780円(税込)※2 | |
集合住宅 | 部分解約(1台のみ解約、1回線のみ解約を含む) | 5,280円(税込) |
全解約(引込線撤去なし) | 5,280円(税込) | |
集合住宅 直接配線方式 | 全解約(引込線撤去あり) | 10,780円(税込) |
部分解約と全解約の違いですが、部分解約は建物にJCOMのケーブルを残す場合で全解約は建物につながっているJCOMのケーブルすべて撤去のことを指します。
JCOMのサービスを1つでも残す場合や今後もう一度JCOMを使うかもしれないという場合には部分解約となり、今後一切JCOMは使わない場合や戸建ての賃貸、アパートなどに直接JCOMを引き込んだ場合全解約となります。
上記の解約時にかかる撤去費用ですが、JCOMをすべて解約してしまう人でも5,280円(税込)で済ませるには、解約の連絡を入れる際にオペレーターに「もしかするとJCOMに戻すかもしれないので線は残しておいてほしい」と伝えることです。
全ての局で対応してくれるかはわかりませんが多くの局では対応してくれるはずです。
そうすればJCOMの線は残りますが部分撤去となるので撤去費用は4,800円で済んでしまいます。
これで通常よりも5,000円安くJCOMを解約することができます
JCOMの解約にかかる費用を無料にする方法
ここまでご説明してきたように、JCOMの解約には最大で33,000円(税込)という違約金が発生してしまいます。
ではこの違約金を0円にするにはどうすればいいのでしょうか?
解約するのを解約可能期間に合わせてJCOMを解約する
一番間違いがないのが契約更新時期に更新せずに解約する方法です。
JCOMの基本的なプランは戸建て契約の場合24か月、集合住宅の場合12か月の契約期間となっています。
この期間ならば違約金は発生しませんので撤去費用のみとなります。
では解約が可能な時期というのはどのようになっているのでしょうか?
解約しても違約金のかからない期間とは?
戸建ての契約期間は2年間となっていて、下の図を参考に説明していくと、2015年10月3日に契約をして2015年10月10日に工事が終了しサービスがスタートした場合、2年後の契約月の前月の1日(2017年9月1日)から契約した月の月末(2017年10月31日)の期間が解約しても違約金が発生しない期間となります。
集合住宅の場合は上記と同じ時期に契約すると、1年後の契約月の前月の1日(2016年9月1日)から契約した月の月末(2016年10月31日)の期間が解約しても違約金が発生しない期間となります。
ただし、電話のみのプランに関しては最低利用期間は設けられていませんので、違約金などが発生することはありません。
違約金が0円になるおすすめの光回線は?
2年後まで待つしかないのかなぁ
上手に次の光回線を選べばJCOMの解約にかかる費用は0円にする方法があるから参考にしてね
JCOMの解約にかかる費用を0円にするには契約を延長しないで解約するのが一番確実な方法ですが、何かしらの理由でそこまで待てないということであればどうしても違約金が発生してしまいます。
そこでJCOMの違約金を0円で済ませる方法として、キャッシュバックの多い光回線や解約にかかる費用を負担してくれる光回線に乗り換えれば、負担なしにJCOMを解約することが出来ます。
なかでもauひかりはキャッシュバックが高額な上、JCOMの解約にかかる費用を最大55,000円まで負担してくれます。
またビッグローブ光は解約にかかる費用は負担してくれませんが、その分キャッシュバック額が多くJCOMの解約にかかる費用が賄えます。
auひかり | BIGLOBE光 | |
---|---|---|
キャッシュバック | 52,000円 | 26,000円 |
他社解約金サポート | 最大30,000円+25,000円 | 0円 |
合計 | 107,000円 | 26,000円 |
JCOM解約金 | 最大27,000円 | 最大27,000円 |
auひかりに乗り換えた場合、JCOMに解約金を支払ってもキャッシュバックは全額もらうことが出来ます。
また、BIGLOBE光でもキャッシュバックは最大26,000円なのでJCOMの解約にかかる金額すべてを補填することが可能となります。
JCOMから他の光回線に乗り換えるポイントはキャッシュバックなどの特典が重要です。
アンテナを立てる!スマートバリューが必要ならauひかり
JCOMを解約したいという方にとって気になるのがauのスマートバリューが利用できなくなる事ということですが、アンテナを新しく建てる方におすすめなのがauひかりです。
料金も安くキャッシュバックなどの特典も多いのでお得感が非常に高いインターネット回線です。
ネット上でも速いって評判だよね!
まずはauひかりの料金とJCOMの料金を比較してみます。
JCOM | auひかり | |
---|---|---|
初期費用 | 5,500円(税込)(キャンペーン中0円) | 41,250円(税込)(キャンペーン中0円) |
月額料金 | 8,360円(税込) NET+TEL+TV | 6,160円(税込) NET+TEL |
JCOMもauひかりも初期費用はキャンペーンを行っていることが多く、実質0円となっています。
大きく違うのが月額料金でJCOMがネット320Mbpsと電話・テレビ37ch(地デジ・BS・その他好きなジャンル1つ)で月額8,360円(税込)に対し、auひかりはネット1Gbpsと電話で6,160円(税込)とJCOMとauひかりの差額が毎月2,200円と高額です。
- アンテナを立てる方
- スマートバリューは適用にならないと困る
- 料金を安くしたい
- ネットの速度は速い方が良い
以上のような方にはauひかりは特におすすめの光回線です。
特にJCOMではネットの速度が遅いと不満が多かったのですが、auひかりはSNS上でも速度が速いと評判も良く快適にインターネットが利用できます。
ただしauひかりはお住まいの地域によっては利用できな地域がありますので注意が必要です。
アンテナは嫌!でもスマートバリューが欲しいならビッグローブ光
JCOMから乗換はauひかりが一番おすすめですが、auひかりが利用できない地域の方や、テレビを見るのに今更アンテナを立てたくないという人におすすめなのがビッグローブ光です。
光コラボレーションのビッグローブ光ならフレッツテレビと同じサービスのビッグローブ光テレビが利用できます。
インターネットで使う光ファイバーを利用してテレビを視聴できるサービスなので、新たにアンテナを立てる必要がありません。
しかもBILGOE光はNTTの光回線を利用した光コラボレーションサービスなのでほとんどの地域で利用することができます。
auひかりが契約できない地域の方でも、スマートバリューが利用できてテレビのアンテナを設置しなくてもテレビを視聴できるのでJCOMからの乗り換えとしては最適です。
気になるネットの速度も次世代通信規格のIPv6にも対応しているのでインターネットも快適に利用できます。
https://kaisen-boy.com/internet-kaisen/biglobe-hikari-hyoban/
まとめ
JCOMの解約でトラブルなく解約するには以下のPOINTを押さえておきましょう。
- 解約後のテレビの視聴方法
- JCOMメールからYahooメールやgmailへの移行
- 解約時の違約金について
JCOMの解約は他社に比べ多少面倒な点もありますが、以上3点をあらかじめ理解しておけば問題なく解約することができます。
最も重要なのがJCOMを解約してからです。
JCOMを解約するならば特にテレビに関しては注意しないといけません。
アンテナを新たに建てるのか、JCOMに代わるフレッツテレビを使うのか?
自分のスタイルに合ったインターネット回線をしっかりと選ぶ事がJCOMの解約でトラブルにならないポイントです。